2005年11月

病院の先生のいいお話

私はアトピーで養老町の「船戸クリニック」という病院にかかってます。
私は奥さんの漢方の外来を受けてますが、医院長は内科の先生で他にも先生がいて、メンタルクリニック、気功、マッサージ、びわ葉温灸などあり、末期癌患者や在宅治療にもスタッフを送って力を入れてます。講演会などもあり、又2ヶ月に一度「フナクリ通信」という広報誌を発行しています。


11・12月号の通信の中に興味深い一節があったのでご紹介します。全体の内容の中では、癌はあなたに「変わりなさい」と伝えています。「今までの生き方が、本当のそして本来のあなたじゃないですよ・・・。そろそろ本来のあなたを思い出して、本当の生き方をしましょうよ。あなたはその為に生まれてきたんですよ」という始まりで、色々書かれてます。関心のある方は、インターネットで見て下さい。


その中に「信念と執着」という欄がありました。いずれ拳を作ってエネルギーが沸き立っていますが、信念は「よし」と言って、しっかり眼を見開いているのに対して、執着は「くそ」と言って、しっかり眼をつぶってます。信念は 0PEN MIND ですから、目的成就のためにあらゆる可能性を模索し、人の意見の聞き、事が成就する可能性が出てきますが、執着は全くの BLIND ですから、人の意見を全く聞きません。結果、チャンスすらだめっと言って拒否しますから、当然願いは成就できません。そして、今の自分の思いが信念か執着かを見分ける方法は簡単です。信念は「〜したい」といいます。執着は「〜しなければ(ねば)いけない」と言います。「〜ねば〜ねば」で動きかけた時、要注意です。


これを読んで私は心の底から思いました。私は「〜ねば〜ねば」の生き方をずーっとしてました。だから癌にもなったかもしれない。でも何も変わらなかったから、またアトピーで苦しみました。先日診察に行った時、「今まではこれもして、あれもしてるのに、どうして治らないんだろうーと思ったけど、今は、これだけ体にいいこと一杯してるのに、症状が出る時は、出さなければいけないものが、私には一杯あるんだ、どうぞ出て下さいーと少し思えるようになりました」と先生に話したら、「そうよ、その調子。あせらない、あせらない」と言われました。


1つ1つ、曲がり角で悩み考え、1歩1歩あゆむしかないです。信念を持ってね。

みんなで力を合わせるということ

先日の12日と13日、ご縁あって大きなイベントに携わらせていただきました。
12日は、桑名法人会が主催する「子供税金クイズ」です。
今 回で15回目、3〜6年生の小学生が、税金に関する問題を○×方式(昔あった天才クイズと同じです)で行われます。今年は参加児童が850余名、付き添いのご家族を含めると1200人以上の方が参加されました。賞品もコンピューターや旅行券・図書券など豪華版です。
 クイズ終了後は「お楽しみ抽選会」。こちらも会員皆さんの協賛などで、映画券やお花など種類も数も大サービス。最後には、20インチの液晶テレビが当たりました。
 この開催・運営を50名ほどの会員で行います。各小学校へ申込書を届け、後回収。当日の会場運営も参加する人が多いのでたいへんです。
 また、終了後、会議室を借りての打ち上げ、ご苦労さん会。これもテイクアウトと会員さん手作りのお料理で、これが又すごくおいしくて、皆さん食が進みます。2時間あまり、誰も帰ることなく、最後まで盛り上がりました。


私はイベントの成功というのは、そのイベント自身が盛況で滞りなく行われたことでなく、携わったスタッフの皆さんが、喜んでくれ、又やりたいね、と思ってくれることだと思います。こんな大きな行事は、一部の人でできることではありません。そして、それぞれの担当に当たった人が、一所懸命気配りをし、汗を流すことが成功につながります。今回のイベントは、まさしくそんな感じで進んでいきました。皆さんに心地よい達成感を味わってもらえました。そして、そのヘッドにいる私は、本当に皆さんの協力のおかげと心から感謝しました。


また13日は、我が家のお手継ぎのお寺さんの本堂落慶法要と蓮如上人五百回忌御遠忌が行われ、父は総代代表、当社が本堂寺具を担当させていただき、稚児行列の前に在家でお参りいただく宿もさせていただきました。30名余のお寺さんが我が家にみえて、てんやわんや。30分余りバタバタでした。その後、稚児行列に参加して本堂での法要。お手継ぎのお寺さんの大事業に関われることも、やはり幸せなことです。終わって片づけの後、これを機会に門徒の皆さんとも集まろうということになりました。


イベントを開催するということは、本当にエネルギーのいることです。でもみんなで1つのことに向かっていく時って、又別のエネルギーが生まれ、輪がどんどん大きくなっていく喜びがあります。そして、参加された皆さんの中に連帯感も生まれます。このご縁が生きていく上で一番の財産ですよね。連チャンでたいへんでしたが、終わって快い疲れを感じた週末でした。

いいお話(地球の真ん中に関連して)

もう一つ、とっておきのお話をします。
私がガンの治療中の話です。
手術後の回復は順調だったんですが、病理検査の結果が3週間後に出て、どうも元気なガン細胞らしく、飛び回っていたので、放射線を25回受ける診断がありました。事前に先生や何人もの看護師さんから、放射線の副作用の話がされます。照射されたところは、原爆を受けたのと同じで、子宮を当てれば腸にも当たってしまいます。ですから、下痢症状が出ます。体もだるくなります。皮膚は一時ケロイド状態になることもあります。・・・
もう聞いているだけで調子悪くなりそうです。


始めてすぐに、下痢症状があり、日に日にその回数は増えていきます。1週間頃から10回以上・・・すごい下痢です。その頃、話によく登場する整体の先生がこんなことを話しました。「昨日はもう過去。明日はまだ未来。もっと細かく言えば、1呼吸前はもう過去、その過去も未来も何にも考えない、この今だけを考えて。その今の症状、本当に我慢できない?」と正面から私の目を見て身ぶり手ぶりで話しかけられました。「この今・・・」「ウ〜・・・ン???」「ひどい下痢の経験もあるし、お産も経験したし・・・、ウン、がまんできそう」と私はこたえました。

先生の話は続きます。「ネッ、昨日は下痢が12回、今日は15回、明日は何回・・・?、って、自分で過去を思い、未来を憂っている。自分で自分の振り子を振って、実際の症状より重くしているのは、自分自身なんです。振り子を振らない、今をよし!よし!って、過ごし方してみたら?」


病気をしてると、その感覚すごく理解できます。以前はこんな症状でなかったのに・・・そう思っている時って、実際の今の症状以上に大きくして明日を心配してしまいます。そんな経験ってありませんか?
この振り子の原理、病気ばかりではありません。日常の中で色々使えます。何かトラブルが発生した時、「えらいこっちゃ、えらいこっちゃ・・・」といいながら、自分でドンドン振り子をふって、事態をおおげさに受け止めることって、ありませんか?1つ1つ考えて、振り子を小さくすると、案外大したことでない場合も多いです。一度試して下さい。


おかげさまで、先生の話を聞いてから、照射受ける時も何にも考えない(元々痛くもない治療ですから)、大きな放射線室で一人受けている時は、ずーっと、童謡を歌ってました。「○回終了」と力んでカレンダーに×印つけるのも止めました。そうしたら、20回すぎた頃、全く副作用がない状態になって、医師にたずねたら、「珠にこんな人いるんです。体に変な抵抗がないから、順化するんです」と言われました。


心の振り子を振っているのは、他でもない、自分自身です。

地球の真ん中 Part2

地球の真ん中を意識し始めて1ヶ月。
先日行った整体の先生も、昨日行った漢方の先生も、「林さん、感じ変わった。流れ出したね」と部屋に入ってすぐ言われました。私の方が「エーッ!」です。
「そんな特別なことしていないけどな・・・」
でも、最近感じることは、歩き方がゆっくりになりました。ちゃんと足の裏で「地球の真ん中、地球の真ん中・・・」と意識しながら歩くと、自然と姿勢はまっすぐ、速度はゆっくりになるんです。気持ちにも、姿勢にも気負いはありません。もし、先方に信号があれば、今までなら、今度の青に間に合うように・・・それに合わせて、速度を決めます。今なら、渡る時、青なら渡ればいいし、赤なら待とう、と思えます。これだけでも、私にとっては活気的です。元々客商売で、常にお客さんの気持ちを先手先手とアンテナはるクセがあります。いつも、何かをやっていても、これが終わったら今度は・・・ばかり頭にあります。ですから、実際の足下と頭の中はいつもずれていました。いつも前掲姿勢、バラバラです。今思えば、これで気が流れるはずがないですよね。そこへもってきて、「がんばろう精神」が大好きですから、気持ちも体も肩がいかってます。上半身ばかりに力が入って当然です。


今、この一呼吸の今が、私が生きている場なんです。それより先の気をもんでも、無駄なんです。今を大切にしないで、いつが大切なんでしょうか?そう考えると、気をもむこともないですよね。自分が頑張りすぎていると、人に対しても見方がきびしくなります。必要以上に対角線作る必要ないと思います。

何か偉そうなこと言ってるみたいですが、そうじゃないんです。如何に今までの私が揺れに揺れる、情けない人間だったということです。